篠田真由美:一角獣の繭 [├ 篠田真由美]
読み終わりましたよ「一角獣の繭」。
今回のお話は、深春と蒼の視点で物語が進んで行く感じですね。
京介の姿はほとんど出てこなくて、深春と電話でやりとりする場面がチラチラと・・・
まぁ、そこは「桜井京介」なので、その場に居なくとも全てが分かってるような・・・
ちゃんと解決すべき所は解決してますしね。
てか読み終わって感じた事は、「神代教授が全然出てないお!」
まぁ、蒼と深春が居た場所が閉鎖的なホテル(別荘)だったってのもあるだろうけど
ちぃーーーーっとも姿が出てこない・・名前がチロッと出たくらい?
前作で姿が現れないようなフラグってあったっけか??と考えこんじゃいましたよ。
蒼が恋しちゃってますね〜。
あまりものラブラブぶりに・・なんとも・・大人になったんだなぁ〜と。
このシリーズの面白さは蒼の成長ぶりにありますからね。
ここまでくれば、まぁ、成長しきったっていっても過言ではないのかな〜。
しかし、深春と綾乃の関係もなんだか良い感じでしたね。
「嘘から出たまこと」になったらいいんじゃないかな?
最後は、なんだかあっさりと黒幕が捕まってしまったわけですが、
その黒幕が捕まった事よりも、もっともっと衝撃的な事実?が発生してしまい、
なんていうか、そっちの方が頭の中に残っちゃって・・・
うんうん、でもでも、謎多き男「桜井京介」の過去!・・気になります。
いや、蒼や深春やその他もろもろの「未来」も気になりますけどね。
ていうかちょっくら本屋に寄っていないうちに、
「風信子の家−神代教授の日常と謎」
なんて本が発売されてたんですね!読まなきゃ!読まなきゃ!
追伸:「センチメンタル・ブルー」で変な方向へ道が逸れてしまっていたのが
ちゃんと、軌道修正されて戻ってきたので、良かったです。
私は全然その手のもの平気ってか好きな方だから別にいいけど
シリーズ読者としては、ちと気分悪かったですね。
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