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時雨沢恵一：学園キノ（2） [├ 時雨沢恵一]
一発だったら誤射だったかもしれない
禁断の作者自身による「キノの旅」セルフパロディ本、堂々の2冊目です。
作者自身が
「キノの旅」ファンの方は絶対に読んではいけない。
と言っているだけあり、キノの旅とは出演者の性格や話の雰囲気等、
ほとんどの部分が、別物となっています。
しかし、今回は2冊目という事もあり、小説としてはとてもまとまっていて、
キャラクターの性格なども、コレ！というのが定着している感じです。
そして、今回は［あの子］が新キャラとして登場しており、
木乃・静・陸太郎の三人を引っ掻き回して楽しんでいますね。
で、この本の一番の面白い所は、やはり［あとがき］でしょう。
作者の時雨沢恵一と作者と同居している真っ赤な他人雨沢恵一が
対談形式でネタバレ無しにて、裏話などを語っているわけですが、
そのやりとりのノリとテンポが良くてとても面白い！
いつも読んでいる本は、あとがきなんてポィって事が多々あるのですが
これだけは、ベツ！本編よりも重要視して読んでいます（笑）
個人的なホームページ等を作る気はまったく無いという作者の
生態というか嗜好とかがものすごく良くわかります。
私は「キノの旅」の大ファンでありますが、「学園キノ」も大好きです！
だって、［陸太郎］萌えですもの（汗）
黒星さんのあとがきに、静と陸太郎のツーショットイラストがあって
そこに、「陸太郎の誘い受け」と書いてある。
アリでしょう！
キノの旅：公式サイト（キノの旅製作委員会）
http://www.kinonotabi.com/
キノの旅：メディアワークス
http://www.mediaworks.co.jp/d_original/kino/index.php
キノの旅：Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/キノの旅
- 作者: 時雨沢 恵一
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/07/10
- メディア: 文庫
- 作者: 時雨沢 恵一
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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