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篠田真由美:美しきもの見し人は [├ 篠田真由美]


美しきもの見し人は (カッパ・ノベルス)

美しきもの見し人は (カッパ・ノベルス)

  • 作者: 篠田真由美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03/20
  • メディア: 新書


孤高の館を蠢かせるは、女たちの情念――

長崎県の北西部・生月島のさらに北西に浮かぶさいはての島・波手島。
この島に孤高のキリスト文学者・蘭堂叡人が修道院を模して建てた「館」がある。
叡人の養女にして著作権継承者・蘭堂キアラを筆頭に、曲者ぞろいの女たちが、
この島の数少ない住人のすべてだ――。
探偵である「私」はキアラの依頼を受け、この館にやってきた。
叡人の隠し子で唯一の遺産相続人を名乗る青石羊子の嘘を証明するために。
羊子の正体は? 「昇天」したと伝えられる叡人の死の真相とは?
謎と猜疑に満ちた館の重苦しい雰囲気を破るように、
ある朝、転落死体が発見される・・・。
光文社より



久しぶりの篠田真由美作品です。
篠田さんのミステリ以外の作品はあまり得意ではないので(汗)

序盤から中盤にかけて色々な布石を配置してうえで、
最後にどばっと片付けている感じですかね。

色々な謎的要素は、各所にちりばめられているヒントにより
容易に想像する事が可能でした。
羊子の正体とか書斎に転がる髑髏の謎とか・・・。

さすがに、「ひかり」が誰かって所は分からなかったですけどね・・。
紅子の正体とか分かりようもないし(笑)

しかし、登場人物達のつながりが複雑で・・わかりにくかったなぁ〜。
誰が誰の娘で、あれ・・この人は母だっけ?祖母だっけ?
って感じで、頭の中で系図を浮かべてても分け分からなくなってしまった・・

篠田さんが提唱する「ゴシック・ロマンス」という物に
なかなか、共鳴出来ないんですよね・・
建築にしろ書体にしろ「ゴシック」自体は好きなんですけどね(笑)
あ、もちろん「ゴスロリ」も好きですよ?
たぶん、篠田さんの作品は私には難しすぎるのかも知れない・・orz

私的にはやはり篠田作品は「建築探偵」に限るのかな・・

現在読んでいる本→横山秀夫:震度0
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